旅三昧&ときどき読書+映画

私は小泉牧夫。英語表現研究家という肩書で『世にもおもしろい英語』『アダムのリンゴ 歴史から生まれた世にもおもしろい英語』(IBCパブリッシング刊)という本を書いています。2018年4月に 出版社を退職し、41年にわたる編集者生活を終えました。いま世界中を旅しながら、本や雑誌記事の執筆とともに、旅先ではこのブログを書いています。お金はありませんが、時間だけはたっぷりある贅沢な旅と執筆と読書と映画の日々を綴っていきたいと思います。

旅三昧&ときどき読書+映画

私は小泉牧夫。英語表現研究家という肩書で『世にもおもしろい英語』『アダムのリンゴ 歴史から生まれた世にもおもしろい英語」(IBCパブリッシング刊)という本を書いています。2018年4月に出版社を退職し、41年にわたる編集者生活を終えます。それからは世界中を旅しながら、本や雑誌記事の執筆をする予定。お金はありませんが、時間だけはたっぷりある贅沢な旅と執筆と読書と映画の日々を綴っていきたいと思います。

ガソリン給油口が開けられないレンタカー、部屋に入れないホテル

8月18日(日)、朝10時にオタワのホテルを出発。カナダの首都に来たというのに、国会議事堂も国立博物館も見ないで車を走らせる。今日はケベック・シティの北の郊外、サンカトリーヌという湖畔の村のホテルに宿泊する。その途中でトロワ・リビエール(フラン…

地下鉄が途中駅でストップ、2時間遅れでレンタカーを借り一路オタワへ

8月17日(土)、夜中に起きて朝までブログを書いていた。頭がガンガンして咳も出始める。 今日は、トロント・ピアソン空港でレンタカーを借りて、カナダの首都オタワに向かう。最終目的地のPrince Edward Islandまで6日のドライブだ。海外ではいつも妻が運転…

トロント・アイランドで人生を変えた看板に再会し、夜には野球観戦に行く

8月16日(金)、妻は英会話学校の8時からの授業に行ってしまった。私は朝食を済ませてから、船に乗ってオンタリオ湖に浮かぶ「トロント・アイランド」に行くことにした。以前、家族でトロントに来たことがある。もうかれこれ35年も前になるだろうか? その時…

オンタリオ美術館。一生に一度のチャンスで特別展を見る

8月15日(木)、朝7時30分に妻と一緒にホテルで朝食。今日の英会話学校の授業は午後1時からとのことで、サラダからハム、ベーコン、ウィンナー、ゆで卵にクロワッサン、ヨーグルトに果物、アイスクリームまで、たくさんの料理をゆっくり食べる。なかなかおい…

カルガリー経由トロントへ空の旅

8月14日(水)、成田からAir Canadaの飛行機に乗りカナダへ。妻が英語の勉強のために1か月前から滞在しているトロントに行き合流。3泊してから、一緒にレンタカーでプリンス・エドワード島まで1週間ドライブをする予定。 台風10号は進む速度が時速15キロとゆ…

ザッハー・トルテを食べて、旅の最後に“旅の神様”になる

7月9日(水)、6月16日にウィーンを出て昨日また戻って来た。1か月にわたる中央ヨーロッパの旅も、今日が最終日。ウィーンで見逃したのはベルベデーレ宮殿のLower Palace(下宮)だけ。Upper Palace(上宮)にある博物館だけは見ることができたのだが、そこ…

ブダペスト発ウィーン行き列車。途中で降ろされたけれど、とても楽しかった

7月8日(月)、今日は午後2時40分ブダペスト発の列車でウィーンに戻る。これで中央ヨーロッパを1周したことになる。10時30分にホテルをチェックアウト、スーツケースを預かってもらって作曲家リストの記念館へ。 3日前に購入したブダペスト・カードの有効期…

ドナウ川の遊覧船と温泉でリラックス。お腹の具合も良くなった

7月7日(日)、まだお腹の調子が悪い。でもブダペストなんていうところには、もう二度と来ることはないだろう。頑張って外に出ることにする。この街の主だった観光地には行ってしまったので、今日はのんびりとドナウ川の遊覧船に乗ることにしよう。それが終…

西洋美術館と恐怖の館。心も体もネガティブになってしまった

7月6日(土)、10時半に起きる。明後日ウィーンに帰る列車の予約をした方がいいと思い時刻表とにらめっこ。ブダペスト-ウィーン間なんて簡単だと思っていたら、なかなか複雑。3つの候補を選びメモする。夕方にこのメモとユーレイル・パスを持って駅に行き…

王宮との漁夫の砦、そしてアニメオタクのハンガリー人

7月5日(金)、いつものように明け方までブログを書いて11時に起きる。ブタペストの街を観光する予定だが、またいつものように出遅れてしまった。 「ブダペスト」は「ブダ地区」と「ペスト地区」が一緒になってこんな名前になったということはご存じの方も多…

9時間がアッという間。クラクフからブダペストへの列車の旅

7月4日(木)、朝8時30分に起き1階のダイニング・ルームで朝食。今日はクラクフからブダペストに行く。列車で何と9時間もかかる。おまけに寝台車を除いて直通は1日1本なので、絶対に遅れることはできない。 身支度を終えパッキングも済ませ10時にフロントに…

入場券購入に1時間のヴァヴェル城、シンドラーの工場はSold Out

7月3日(水)、夜中に起きて朝6時までブログを書き、そのまま朝食を済ませてヴェアヴェル城に行こうと思ったが、9時まで3時間寝ることにした。昨日会った日本人から「ヴァヴェル城には早朝に行った方がいいですよ」と言われたが、まあ11時を目指していくこと…

クラクフまでの列車の旅。ファーストクラスは食事付き

7月2日(火)、今日は列車でワルシャワからクラクフに行く。だが、どうも昨日の夕方行ったのはワジェンキ公園ではないらしい。私が撮った建物の写真は『地球の歩き方』にあるワジェンキ宮殿とはまるっきり違っている。せっかく脚を棒のようにして行ったのに…

文化科学宮殿とユダヤ人博物館。ヒトラーから逃れソ連に保護を求めたユダヤ人もいた

7月1日(月)、今日も朝6時までブログを書き11時に起きて、12時にホテルを出る。明日列車でワルシャワからクラコフまで行く。その予約をするために中央駅へ。まだ朝食も食べていない。途中にケンタッキー・フライドチキンがあったので入る。シーザーサラダを…

旧王宮とキュリー夫人博物館へ。そうだ、私の編集者人生はポーランドブームの中で始まった

6月30日(日)、いつものように朝7時までブログを書き11時まで寝る。12時にホテルを出て、今日こそワルシャワの旧市街へ。旧王宮を中心としたこの地区は、第二次大戦でナチスにより徹底的に破壊された。だが戦後、市民たちは「ヒビの1本にいたるまで」と言わ…

洗濯とショパンの1日

6月29日(土)、明け方にブログを書き終える。昨日ホテルの近くのコンビニで買っておいたパンをかじり、シャワーを浴びてコイン・ランドリーへ。ワルシャワに着いて最初に行くのが洗濯屋だとは、村上春樹ではないが「やれやれ」と言いたくなる。 ホテルの中…

ベルリンからワルシャワへ。亡き友を想い、旅の神様と出会う

6月28日(金)、夜中に起きて朝7時までブログを書く。そのまますぐに昨晩疲れていて行けなかったコイン・ランドリーに行こうと思ったが、やはり大事をとってやめることにした。12時32分のEC(国際特急)でポーランドのワルシャワに行く。もし何かハプニング…

宗教改革はWittenbergから始まった

6月27日(木)午前10時半、ベルリン中央駅から電車でRutherstadt Wittenbergという村へ。 1517年、この村にあった大学の教授で司祭でもあったマルティン・ルターが、教会の門にローマ教会を批判する張り紙を掲げた。日本語で「95カ条の論題」と呼ばれるこの1…

ドイツ歴史博物館とイーストサイド・ギャラリー

6月26日(水)、午前11時にホテルを出てドイツ歴史博物館へ向かう。ホテルのすぐ近くで路面電車に乗って10分ほど、Staatsoperという停留所に到着で降り、そこから10分、迷いながら歩いて博物館にたどり着く。ネットでは「ベルリンでは『壁』に関する施設以外…

チェック・ポイント・チャーリーとブランデンブルグ門

6月25日(火)、昨夜ホテルにチェックインした時にもらった地図を頼りに、地下鉄「Uバーン」の駅で1日乗り放題のチケットを買って「チェック・ポイント・チャーリー」を目指す。 ベルリンに着いて気がついた。『地球の歩き方』の「ウィーンとザルツブルグ」…

プラハ城を見て、国際長距離列車でベルリンへ

6月24日(月)、朝起きてホテルで朝食。部屋でパッキングを済ませ10時半にチェックアウト。荷物を預かってもらい、バックパックを背負ってプラハ城に向かう。昨日はブログを昼まで書き疲労困憊、そのままホテルから外出せず夕方まで寝てしまった。急遽完全休…

プラハの休日。ホテルで夕方まで寝て過ごす

6月23日(日)、このブログは1日遅れで書いている。日本との時差もあるので2日遅れになる。つまり25日の日付のブログでは、23日のことを書くことになる。 22日は、チェスキークルムロフ城を見学してから列車でプラハに辿りつき、ホテルですぐに寝たかったの…

フランツ・カフカ博物館。展示ケースの中には「虫」が・・・

6月22日(土)、朝ゆっくり起きて昨晩コインランドリーで洗濯している間にスーパーで買っておいたパンとハムを食べる。プラハ中央駅の観光案内所で、市内の地下鉄やバス、路面電車が自由に乗り降りできるプラハ・パスを購入。2日有効のものはないのかと聞く…

クルムロフからプラハへ。城とロックと盆栽とカフカ、そしてコインランドリー

6月21日(木)、朝5時に起きてブログを書いていると8時になってしまった。フロント前の小さなダイニングルームで朝食を済ませ、部屋に戻って仮眠。旅するだけでも大変なのに毎日長文のブログを書いている。涙ぐましい努力。自分で自分を褒めてあげたい。 1…

ザルツブルグからチェスキー・クルムロフへ。昼食抜きの列車の旅

6月20日(水)、ザルツブルグのホテルを11時半にチェックアウト。ウィーンのホテルではチェックアウトの時に「もうカードから引かれているので支払いは済んでいます」と言われのだが、「カードにしますか? キャッシュですか?」と聞かれる。「ウィーンのホ…

ヴォルフガング湖の遊覧船と山岳鉄道

6月19日(水)、今日はザルツブルグからもっと山の方に入り、ウォルフガング湖方面を訪ねることにした。日帰りの旅。バスで湖畔のザンクト・ギルゲンという村に行き、遊覧船に乗って対岸のザンクト・ウォルフガングという村へ行く。そこには山岳鉄道がある。…

楽しいヘルブルン宮殿、そしてサウンド・オブ・ミュージック

6月18日(火)、ザルツブルグ旧市内は、昨日1日でだいぶわかってきた。 朝、ホテルの部屋で昨日買っておいたバンを齧り、郊外にあるヘルブルン宮殿へ。駅構内にある観光案内所で「ヘルブルン宮殿に行くのバスは何番から出るのか?」、そして「ザルツブルグカ…

ホーエンザルツブルグ城塞とドーム博物館

6月17日(月)朝、ザルツブルグカードを買おうと、近くのQBB(オーストリア国鉄)の駅構内にある観光案内所へ。24時間が29ユーロ、48時間38ユーロ、72時間44ユーロ。1日で博物館や宮殿など全部を見学することができるか聞くと、「1日では無理」とのことなの…

ザルツブルグへの列車の旅。韓流ドラマ「春のワルツ」を想い出す

6月16日(日)。午前11時にホテルをチェックアウト。地下鉄U1に乗ってウィーンに中央駅に向かう。 オーストリアの国鉄はQBBというらしい。コンコースでスクリーンの表示を見上げると、「12:30 Salzburg」とあった。プラットフォームは「8」。QBB以外にもWE…

王宮からシシィ博物館、そしてベルベデーレ宮殿へ

6月15日(土)、iPhoneに「SIMカードがロックされた」という表示が出るようになった。地図も見ることができ自分の位置はわかるのだが、NAVIが使えなくなっている。何か変なパスワードを押してしまったのだろうか? ロックされてしまったということは、そのパ…