読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

旅三昧&ときどき読書

私は小泉牧夫。英語表現研究家という肩書で『世にもおもしろい英語』(IBCパブリッシング刊)という本を書き、同時に某出版社で編集の仕事もしています。そんな私ですが、2016年5月から「セミリタイア生活」に入りました。執筆をしながら世界各地を旅して廻ることにしたのです。 お金はありませんが、時間だけはたっぷりある贅沢な旅と読書の生活――それは今まで私がやりたくてもできなかったです。自分にとっての(きっとみなさんにとっても)憧れの日々をこれからいろいろ綴っていきたいと思います。

スカイタワーで朝食を

f:id:makiotravel:20160710115554j:plain

オークランド3日目、午前11時にスカイ・タワー(328m)へ。私は高所恐怖症なのだが、海外に来ると、どういう訳か、その都市で一番高いタワーにのぼってしまう癖がある。これまでも台北の「タイペイ101」、クアラルンプールの「パトロナスタワー」、シカゴの「シアーズタワー」、トロンの「CNタワー」、もちろんニューヨークの「エンパイア―ステイトビル」なども”制覇”してきた。やはり、その街の全体像を見たい、知りたいという気持ちに駆られるのだろう。

高速エレベーターで51階の展望デッキに行くと、修学旅行らしき日本の高校生の一団でごったがえしていた。一部にガラスの床があり、そこに立つと下の景色がそのまま透けて見えて、本当に怖かった。修学旅行の女子生徒がそこに立ち叫んだ。「いやー、下から見えちゃう」。地上からスカートの中が見える訳ないだろう!

朝食がまだだったので、ひとつ下の50階のカフェーで、ツナサンドを頬張りながらアメリカンコーヒーを飲む。絶景が広がっていた。湾の青い海の向こうには半島や島々が、反対側には緑の丘に白い家々がへばりついている。サンドイッチもアメリカンもすごくおいしい。天気も良く、あまりにも気分がよかったものだから、そのカフェで2時間も過ごしてしまった。その時の爽快感は、39年間にわたって仕事をやり切ったという満足感から来ているのかもしれない。

1階に降りると出口には、タワーにのぼる前に撮ってもらった、というか無理やり撮られた写真が飾られていた。クロマキーになっていて、自分の後ろにいろいろな景色が映っているやつだ。私はこの類の写真は、絶対に拒否することにしている。35ドルだと言う。ここで買ってしまったら、今後どの旅でも買ってしまうことになりそうなので、「No!」と断ったが、あまりにも(私の姿はともかく)背景が良かったので、記念になると思い返し、買ってしまった。これから長期間の貧乏旅行をする身なら、こんなことで出費していたら、いくらお金があっても足りないぞと、反省!