旅三昧&ときどき読書

私は小泉牧夫。英語表現研究家という肩書で『世にもおもしろい英語』(IBCパブリッシング刊)という本を書き、同時に某出版社で編集の仕事もしています。そんな私ですが、2016年5月から「セミリタイア生活」に入りました。執筆をしながら世界各地を旅して廻ることにしたのです。 お金はありませんが、時間だけはたっぷりある贅沢な旅と読書の生活――それは今まで私がやりたくてもできなかったです。自分にとっての(きっとみなさんにとっても)憧れの日々をこれからいろいろ綴っていきたいと思います。

カードとWiFiが使えない!

朝10時15分のバスに乗って、12時15分にロトルアに着く。どこまでも緑の牧草地の丘陵が続き、時々牛や羊の群れがのんびり草を食んでいるのが見える。空は真っ青だ。そんな景色を見ていると、本当にリラックスできる。思ったよりも羊が少なく牛が多いように感じた。やはり、今は羊肉より牛肉の方が需要があるからだろうか? 昔イギリスをドライブした時は、本当に羊だらけだったっけ。

ところで、こんなふうにどこまで行っても牧草地が続いていると、人々が自然を大切にしているから、と考える日本人がいるかもしれないが、これは森の木々を伐採して牧草地に変えた"自然破壊”の結果だということをご存じだろうか? スイスもウィリアム・テルが活躍していた昔は森だらけだったが、今では牧草地が多く、それがこの観光立国の典型的な景色になっている。スイスでは、木を1本切ったら、その代わりに1本植えなくてはならないと聞いたことがある。

ロトルアの中央バスセンターに到着するとすぐに、6日のワイトモ行き、7日のワイトモからオークランド行きのバスを予約した。ワイトモ行きは朝7時のバスだと言う。もっと遅いのはないか、と聞くと1日に1本きりないのだと言う。当日にチケットを買って乗ってもいいかなと思っていたが、予約してよかった。ところが、クレジットカードで払おうとしたが、どうしても無効になってしまう。仕方なしに現金で払う。ホテルに着いて、再度確認してもらったが、これもダメ。すぐに大阪のカード会社に電話すると、カード自体には何の問題もないと言う。「今朝もハミルトンのホテルで使われていますよね」と言われた。行動が一目瞭然だ。「ええ、その時は何の問題もなかったんですが……」と言うと、ホテルやレストランの機械に問題があることもあると言う。とにかく「問題ない」と理解して電話を切った。

湖の畔のカフェでお昼を食べた時にカードで払ってみたが、何の問題もなく使えた。そのうちに、なぜ無効になったかの理由が分かってきた。ピンコード(暗唱番号のこと)を押す前に、check, saving, creditという表示が出て、ひとつを選ぶようになっている。カードから差し引かれる私の口座は「普通口座」だ。英語ではsaving accountとなる。そのためにsavingを押していたのだが、creditを押さなければいけなっかったようだ。

今朝のホテルでは、フロント係が「credit」を押してから、私にピンコードを入れるように言ったので問題なかったのだ。しかし海外に行くたびに、いろいろシステムが変わるから、なかなか時代についていけない。帰国したら、カード会社にカードが使えなっかった理由を教えてあげよう。

今のホテルは、かなり有名なチェーンなのだが、WiFiは無料ではなく、ロビーと横のカフェだけで使えると言う(部屋では使えない)。それでも1日の期限付きで10ドルだと言う。「それじゃあ、仕事ができないじゃないか」と思ったが、今日の仕事は校正刷と音声のチェックで、すべてドロップボックスに入っている。ならWiFiにつながなくても作業はできる。部屋でその仕事を終えると、ロビーでメールを送り、このブログを書いている。ブログを書くたびに800円払うのは、しゃくなくので、明日はブログは休みにする。ゴンドラで山の頂上から町と湖を眺めたり、温泉に入りに行く予定なので、おもしろいことが起こりそうなのだが……。

今度から、必ず「無料WiFi」となっているホテルを予約しよう。