旅三昧&ときどき読書+映画

私は小泉牧夫。英語表現研究家という肩書で『世にもおもしろい英語』『アダムのリンゴ 歴史から生まれた世にもおもしろい英語』(IBCパブリッシング刊)という本を書いています。2018年4月に 出版社を退職し、41年にわたる編集者生活を終えます。それからは世界中を旅しながら、本や雑誌記事の執筆をする予定。お金はありませんが、時間だけはたっぷりある贅沢な旅と執筆と読書と映画の日々を綴っていきたいと思います。

旅三昧&ときどき読書+映画

私は小泉牧夫。英語表現研究家という肩書で『世にもおもしろい英語』『アダムのリンゴ 歴史から生まれた世にもおもしろい英語」(IBCパブリッシング刊)という本を書いています。2018年4月に出版社を退職し、41年にわたる編集者生活を終えます。それからは世界中を旅しながら、本や雑誌記事の執筆をする予定。お金はありませんが、時間だけはたっぷりある贅沢な旅と執筆と読書と映画の日々を綴っていきたいと思います。

安藤忠雄が好きなアメリカ人

昨晩バルセロナのホテルを予約。Wi-Fiの時間が限られているのでじっくり考えている暇はない(メールやブログなら、先にワードで書いてコピペーするという手があるのだが)。果たして良いホテルがとれるか、と心配だったが、 トリバゴで「値段+人気」で検索し12万円以下で一番先に出てきたホテルにさっさと決める。サグラダファミリアまで2キロ、まあ少し遠くても地下鉄とかあるだろう。口コミをいくつか読んだがなかなか高評価。地図をサッと見たが、港に少し近いような気がして、それだけが唯一の欠点か? 近すぎてタクシーが行ってくれなかったりして・・・。

慌ててクレジットカード情報などを入力し予約完了をクリック。だが最後の最後のところでW-Fiがうまく繋がってくれない。99ドルで買ったWi-Fi時間がどんどんなくなっていくのでジリジリしながら5分ほど待つと、「再度やり直すように」というメッセージが出る。同じことをもう1度。よし、うまくいった! と思った束の間、iPhone2つ返信メールがあり、2つとも予約されてしまったようだ。それぞれの予約番号が違っている。最初の方は「予約が完了しなかった」ということだったので、もう一度やり直したのに。

妻にラインを送り、その後電話。エクスペリアの日本オフィスに電話して、事情を話し、ひとつをキャンセルしてもらうように頼む(この時、ラインで文を入力するより話した方が短時間で済むことに気づく)。妻からlineで返信。「エクスペリアは返金してくれる」と言っているとのこと。対応も素晴らしく良かったと言う。

 

今日は大西洋クルーズ4日目。朝起きて自分の誕生日だということに気づく。65歳。

少し雨が降っている。船も昨日より少し揺れているような気がする。とても大きな船だし、横揺れ防止装置がついているので、船酔いすることはないのだが、例えてみれば飛行機の一番揺れない状況がずっと続いている感じと言ったらいいのか。地震の初めに体がふわっと浮き上がるような感じになるが、時折そんな感覚にもなる。歩いていても少しふらつく。私は血圧を下げる薬を飲んでいるのだが、その副作用で地上でもフラフラすることがある。ちょうどそんな感じだ。

船内新聞「Princess Patter」を読むと、今日も船内時間が1時間進むという。最初の陸地、ポルトガルマデイラ島に着くまであと5日、毎日1時間進んでいく。

この島は確かサッカー選手のロナウドの出身地で彼の博物館があるところではないかと思う(サッカーファンの方で、正しい情報知っている人がいたら教えてください)。TVの旅番組で見たことがある。それと、この島には世界的に有名な海に向かって切り立った崖がある。船が港に接岸すると、いくつかのツアーがあり、いろんな名所をバスで見て廻ることができるのだが(もちろん有料)、ロナウド博物館の見学はなかった。同じマデイラ諸島でも違う島なのか、同じ島でも港から離れた町にあるのか? 

私は島の植物園を見学した後、ケーブルカーで山のてっぺんに行き、そこから島を見下ろすツアーに参加することにした。99ドル。書類に記入して、ツアーデスクに渡す。その後、パソコンとつないだこの船のホームぺージを見ると、予約がOKになったようで、「当日115分前に桟橋に集合」とのメッセージが入っていた。

今日は朝も昼も軽く済ませ、515分にレストランに行く。すでにカレンとご主人がテーブルについていた。その後、Merlinが来て、昨日はやはり違うカフェで夕食をとったと言う。船内カードには、私のように夕食のレストランを指定された人と、「Anytime dining」と印字されている人がいる。きっと上のクラスの乗船券を持っている人たちなのだろう。そんな人たちが3人私たちのテーブルに案内されて加わった。アメリカ人とメキシコ人のご夫婦、そしてカルロスという青年だった。

カルロスは夏に日本に行く予定だと言う。新幹線についても、いろいろなことを良く知っていたが、「Dr. Yellowを知っているか」尋ねたが「知らない」と言う。これは試験走行をして、線路やパンタグラフなどの状態をチェックするための黄色い新幹線で、車両のお医者さんみたいな役割をしているからDr. Yellowって言うんだ。ネットで調べてみるといいよと伝える。

去年10月に行った姫路城の写真を見せると「ああ、行ったことがあるよ」と言う。「姫路城はドイツのノイシュバインシュタイン城と姉妹城なのだ」と言う。私よりも詳しいじゃないか。それから「僕は設計をやっていて、安藤忠雄が大好きだ」と言うのでびっくり。「彼は若い頃、プロボクサーだったんだよね?」と、良く知っている。やっぱり「世界の安藤忠雄」だ。

その時、船長からのアナウンスがあった。病人が出たという。「緊急にblood transfusion(輸血)が必要なので、協力いただける方は一番下の階にある医務室に来てほしい」と言う。私も3年前に病気をしているから、気をつけなくては。