旅三昧&ときどき読書+映画

私は小泉牧夫。英語表現研究家という肩書で『世にもおもしろい英語』『アダムのリンゴ 歴史から生まれた世にもおもしろい英語』(IBCパブリッシング刊)という本を書いています。2018年4月に 出版社を退職し、41年にわたる編集者生活を終えます。それからは世界中を旅しながら、本や雑誌記事の執筆をする予定。お金はありませんが、時間だけはたっぷりある贅沢な旅と執筆と読書と映画の日々を綴っていきたいと思います。

旅三昧&ときどき読書+映画

私は小泉牧夫。英語表現研究家という肩書で『世にもおもしろい英語』『アダムのリンゴ 歴史から生まれた世にもおもしろい英語」(IBCパブリッシング刊)という本を書いています。2018年4月に出版社を退職し、41年にわたる編集者生活を終えます。それからは世界中を旅しながら、本や雑誌記事の執筆をする予定。お金はありませんが、時間だけはたっぷりある贅沢な旅と執筆と読書と映画の日々を綴っていきたいと思います。

定年退職は「お疲れ様」か「おめでとう!」か?

帰国してからも、怒涛のような日々が続いた。

425日(水)午前中は部会で退職の挨拶。午後はこれまでお世話になった方々へのメール文を作成。今晩は食事を9時までに済ませなければいけないので、6時半に退社。

26日(木)朝から人間ドック。50日の海外旅行、うち2週間のクルージングで、おいしいものを毎日たらふく食べていたので悪い数値が出るかと思ったが、主治医の新保クリニックで出してくれている薬を飲んでいるので、ずいぶん改善されていた。夕方からは、お世話になった方々にBCCでメールを送る。ところがBCCはすべて自分でアドレスを打ち込まなければならないため、間違いも多く、みんな戻って来てしまう。おまけに40人一斉に送ったところ、最初の10人くらいにしか送られてなかった、これはショックだった。これは迷惑メールの一斉配信を防ぐためだそう。そのため誰に送って誰に送っていないかが分からなくなってしまい、大パニックに。元NHKモスクワ支局長の小林さんからメール。「ぜひ手伝ってほしい仕事がある。退職するのを待っていた」と。電話してGW明けの午後1時に京王プラザホテルでお昼を食べながら打ち合わせをすることになった。まだ時差ボケが残っているため夜10時に会社を出る。会社人生で最後の残業。

27日(金)、午後から荷物の梱包を始めようと思ったが、再度、誰と誰に送っていて、誰に送っていないかを再整理して、BCC8人くらいずつ送る。5時半にはパソコンを総務部に返却しなければならないため、大急ぎでアドレスを打ち込む。どさくさに紛れて、韓国KBSの東京特派員の李さんに、私のメールが届いているかもどうか確認するため3分も話をしてしまった。ところが後になって気づいたのだが、今日は韓国にとって歴史的な日。ものすごく忙しかったに違いない。共通の友達の洪さんにメールして、お詫びしてもらう。そんなことで、荷物の梱包がまったくできなかった。明日会社に来てやることにする。

5時半。部のみんなが集まり花束をもらう。こんなお別れの挨拶をした。「日本では定年退職するというと『お疲れさまでした』と言われますが、旅で会ったアメリカ人はみなCongratulations!(おめでとう)と言ってくれました。日本人は過去を見、アメリカ人は将来を見ています。これからが私の人生の本番だと思っています」

花束をひとまずロッカーにしまい、同僚たちが開いてくれた送別会の会場へ。本当にみんなツーカーの間柄だし、気心が知れているからリラックスできる。昔話は楽しい。

28日(土)、お世話になった渓上さんご夫妻とお昼。その後、夜7時までかかって荷物を段ボール箱に突っ込む。

29日(日)、妻の運転で会社に。GPSに会社の電話番号を入力するが、首都高を代々木出口で降りるという表示が出て来ない。どうしても渋谷出口に行かせようとする。ひょっとしたら、代々木からは降りられないのか? GW2日目のためか首都高はガラガラ。GPSの指示に逆らって、新宿方面、中央高速を目指すとやっと代々木出口という表示がスクリーンに出て来た。

20分ほどで荷物を積み込む。代々木から首都高に入る。すいていたので、30分で柏まで来てしまった。