旅三昧&ときどき読書+映画

私は小泉牧夫。英語表現研究家という肩書で『世にもおもしろい英語』『アダムのリンゴ 歴史から生まれた世にもおもしろい英語』(IBCパブリッシング刊)という本を書いています。2018年4月に 出版社を退職し、41年にわたる編集者生活を終えました。いま世界中を旅しながら、本や雑誌記事の執筆とともに、旅先ではこのブログを書いています。お金はありませんが、時間だけはたっぷりある贅沢な旅と執筆と読書と映画の日々を綴っていきたいと思います。

旅三昧&ときどき読書+映画

私は小泉牧夫。英語表現研究家という肩書で『世にもおもしろい英語』『アダムのリンゴ 歴史から生まれた世にもおもしろい英語」(IBCパブリッシング刊)という本を書いています。2018年4月に出版社を退職し、41年にわたる編集者生活を終えます。それからは世界中を旅しながら、本や雑誌記事の執筆をする予定。お金はありませんが、時間だけはたっぷりある贅沢な旅と執筆と読書と映画の日々を綴っていきたいと思います。

NZとの時差は3時間

6月25日(土)、成田6時30分発、翌日の朝8時にオークランドに着いた。最初、日本とNZの間には時差がないと思っていた。でも、そうすると飛行時間が14時間ということになる。なんでNYと同じくらい長いんだ?と不思議に思い、「地球の歩き方」で確認すると、時差が3時間あり、日本より3時間早いということが分かった。でも9月~4月まではサマータイムとなるため、時差は4時間となると言う。

9時、空港でエアーポートシャトルに乗って、ホテルに10時着。タクシーより安いので、海外では私はこのミニバスをよく利用する。オークランドでは、荷物込みで1人35ドル、2人43ドル、3人なら51ドルと、同行者が多くなると1人あたりの料金は安くなった。他の乗客との乗り合いで、ホテル名を言えば入り口まで連れていってくれるから便利だ。タクシーでは乗り合いはできないし、料金は高い。通常のバスだと、停留所で降りてからホテルまで歩かなければいけないし、初めて来た街ではだいたいホテルの場所もわからず、どのバスに乗ったらいいのかさえ分からない。

実は、このエアーポートシャトルのようなシステムは日本にはない。法律で、料金を取って、乗り合いでホテルまで乗せて行くことは禁止されているからだ。まあ鉄道もバスの便も充実しているから特に問題はないのかもしれないが、もしこのようなミニバス乗り合いシステムができれば、多くの業者が参入し、経済効果も期待され、おまけに日本を訪れる外国人観光客も大いに助かることだろう。観光客と大きな荷物を空港からそのままホテルの入り口まで運んでくれるのだ。便利でないわけはない。

10時ホテル着。チェックインは午後3時だったので、スーツケースを預かってもらい、街を散策する。飛行機であまり寝られなかったので、頭がフラフラしてしまった。偶然トイレを探して入ったところが、とても広いフードコートで、テーブル席がたくさんあり、そこで私はテーブルに顔をうっぷして眠りに落ちた。いいところを見つけた。他のカフェなどだったら、そんなこと、とても許されることではない。フードコートなので、周りの人に気兼ねなく、私はゆっくり眠ることができたのだった。