旅三昧&ときどき読書+映画

私は小泉牧夫。英語表現研究家という肩書で『世にもおもしろい英語』『アダムのリンゴ 歴史から生まれた世にもおもしろい英語』(IBCパブリッシング刊)という本を書いています。2018年4月に 出版社を退職し、41年にわたる編集者生活を終えました。いま世界中を旅しながら、本や雑誌記事の執筆とともに、旅先ではこのブログを書いています。お金はありませんが、時間だけはたっぷりある贅沢な旅と執筆と読書と映画の日々を綴っていきたいと思います。

旅三昧&ときどき読書+映画

私は小泉牧夫。英語表現研究家という肩書で『世にもおもしろい英語』『アダムのリンゴ 歴史から生まれた世にもおもしろい英語」(IBCパブリッシング刊)という本を書いています。2018年4月に出版社を退職し、41年にわたる編集者生活を終えます。それからは世界中を旅しながら、本や雑誌記事の執筆をする予定。お金はありませんが、時間だけはたっぷりある贅沢な旅と執筆と読書と映画の日々を綴っていきたいと思います。

2019-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ベルリンからワルシャワへ。亡き友を想い、旅の神様と出会う

6月28日(金)、夜中に起きて朝7時までブログを書く。そのまますぐに昨晩疲れていて行けなかったコイン・ランドリーに行こうと思ったが、やはり大事をとってやめることにした。12時32分のEC(国際特急)でポーランドのワルシャワに行く。もし何かハプニング…

宗教改革はWittenbergから始まった

6月27日(木)午前10時半、ベルリン中央駅から電車でRutherstadt Wittenbergという村へ。 1517年、この村にあった大学の教授で司祭でもあったマルティン・ルターが、教会の門にローマ教会を批判する張り紙を掲げた。日本語で「95カ条の論題」と呼ばれるこの1…

ドイツ歴史博物館とイーストサイド・ギャラリー

6月26日(水)、午前11時にホテルを出てドイツ歴史博物館へ向かう。ホテルのすぐ近くで路面電車に乗って10分ほど、Staatsoperという停留所に到着で降り、そこから10分、迷いながら歩いて博物館にたどり着く。ネットでは「ベルリンでは『壁』に関する施設以外…

チェック・ポイント・チャーリーとブランデンブルグ門

6月25日(火)、昨夜ホテルにチェックインした時にもらった地図を頼りに、地下鉄「Uバーン」の駅で1日乗り放題のチケットを買って「チェック・ポイント・チャーリー」を目指す。 ベルリンに着いて気がついた。『地球の歩き方』の「ウィーンとザルツブルグ」…

プラハ城を見て、国際長距離列車でベルリンへ

6月24日(月)、朝起きてホテルで朝食。部屋でパッキングを済ませ10時半にチェックアウト。荷物を預かってもらい、バックパックを背負ってプラハ城に向かう。昨日はブログを昼まで書き疲労困憊、そのままホテルから外出せず夕方まで寝てしまった。急遽完全休…

プラハの休日。ホテルで夕方まで寝て過ごす

6月23日(日)、このブログは1日遅れで書いている。日本との時差もあるので2日遅れになる。つまり25日の日付のブログでは、23日のことを書くことになる。 22日は、チェスキークルムロフ城を見学してから列車でプラハに辿りつき、ホテルですぐに寝たかったの…

フランツ・カフカ博物館。展示ケースの中には「虫」が・・・

6月22日(土)、朝ゆっくり起きて昨晩コインランドリーで洗濯している間にスーパーで買っておいたパンとハムを食べる。プラハ中央駅の観光案内所で、市内の地下鉄やバス、路面電車が自由に乗り降りできるプラハ・パスを購入。2日有効のものはないのかと聞く…

クルムロフからプラハへ。城とロックと盆栽とカフカ、そしてコインランドリー

6月21日(木)、朝5時に起きてブログを書いていると8時になってしまった。フロント前の小さなダイニングルームで朝食を済ませ、部屋に戻って仮眠。旅するだけでも大変なのに毎日長文のブログを書いている。涙ぐましい努力。自分で自分を褒めてあげたい。 1…

ザルツブルグからチェスキー・クルムロフへ。昼食抜きの列車の旅

6月20日(水)、ザルツブルグのホテルを11時半にチェックアウト。ウィーンのホテルではチェックアウトの時に「もうカードから引かれているので支払いは済んでいます」と言われのだが、「カードにしますか? キャッシュですか?」と聞かれる。「ウィーンのホ…

ヴォルフガング湖の遊覧船と山岳鉄道

6月19日(水)、今日はザルツブルグからもっと山の方に入り、ウォルフガング湖方面を訪ねることにした。日帰りの旅。バスで湖畔のザンクト・ギルゲンという村に行き、遊覧船に乗って対岸のザンクト・ウォルフガングという村へ行く。そこには山岳鉄道がある。…

楽しいヘルブルン宮殿、そしてサウンド・オブ・ミュージック

6月18日(火)、ザルツブルグ旧市内は、昨日1日でだいぶわかってきた。 朝、ホテルの部屋で昨日買っておいたバンを齧り、郊外にあるヘルブルン宮殿へ。駅構内にある観光案内所で「ヘルブルン宮殿に行くのバスは何番から出るのか?」、そして「ザルツブルグカ…

ホーエンザルツブルグ城塞とドーム博物館

6月17日(月)朝、ザルツブルグカードを買おうと、近くのQBB(オーストリア国鉄)の駅構内にある観光案内所へ。24時間が29ユーロ、48時間38ユーロ、72時間44ユーロ。1日で博物館や宮殿など全部を見学することができるか聞くと、「1日では無理」とのことなの…

ザルツブルグへの列車の旅。韓流ドラマ「春のワルツ」を想い出す

6月16日(日)。午前11時にホテルをチェックアウト。地下鉄U1に乗ってウィーンに中央駅に向かう。 オーストリアの国鉄はQBBというらしい。コンコースでスクリーンの表示を見上げると、「12:30 Salzburg」とあった。プラットフォームは「8」。QBB以外にもWE…

王宮からシシィ博物館、そしてベルベデーレ宮殿へ

6月15日(土)、iPhoneに「SIMカードがロックされた」という表示が出るようになった。地図も見ることができ自分の位置はわかるのだが、NAVIが使えなくなっている。何か変なパスワードを押してしまったのだろうか? ロックされてしまったということは、そのパ…

ベートーベンとフロイトの足跡を訪ねて

6月14日(金)、ウィーンの北の郊外「ハイリンゲンシュタット」へ。地下鉄Uバーンの終点だ。ここには、一時期ベートーベンが住んでいた。耳が聞こえなくなったベートーベンが遺書を書いたというこの家が、今はベートーベン記念館になっている。近くには、散…

シェーンブルン宮殿と軍事歴史博物館

6月13日(木)、地下鉄Uバーンの「8日パス」の使い方がわからない。細長いペラペラの紙に縦に数字が1から6まで並んでいて、その間には線が引かれている。駅にある機械でどうやって日時を印字すればいいのか? 検札の時に、毎日きちん打刻されていないのが…

ウィーンで聴くウィンナー・ワルツ

6月12日(水)、時差ボケもあるのに、明け方3時までこのブログを書いていた。ブログを書くための旅なのか? 昔の旅とは違うことは、もうひとつ。何かパソコンとかiPhoneなどを使いこなすことに汲々としていて、旅そのものを堪能することができない。どんどん…

美術史美術館で『アダムのリンゴ』の絵に出会う

朝一番でiPhoneのSIMカードを売っている店を探さなければならない。フロントの女性に聞いたら、ホテル出口から右に行ったところにモバイルショップがあると言う。「But, it is complicated.」(でも、ちょっと複雑で)と言うので、そこへの行き方が複雑なの…

アエロフロート最高!

久しぶりに書く。令和になって1か月以上が過ぎたのだが、何かもうずいぶん前だったような気がする。 2019年6月10日(月)、成田からオーストリアのウィーンへ、モスクワ経由のアエロフロートで飛ぶ。モスクワへの飛行機に搭乗した時、私の席は窓側3人掛けの…