旅三昧&ときどき読書+映画

私は小泉牧夫。英語表現研究家という肩書で『世にもおもしろい英語』『アダムのリンゴ 歴史から生まれた世にもおもしろい英語』(IBCパブリッシング刊)という本を書いています。2018年4月に 出版社を退職し、41年にわたる編集者生活を終えました。いま世界中を旅しながら、本や雑誌記事の執筆とともに、旅先ではこのブログを書いています。お金はありませんが、時間だけはたっぷりある贅沢な旅と執筆と読書と映画の日々を綴っていきたいと思います。

旅三昧&ときどき読書+映画

私は小泉牧夫。英語表現研究家という肩書で『世にもおもしろい英語』『アダムのリンゴ 歴史から生まれた世にもおもしろい英語」(IBCパブリッシング刊)という本を書いています。2018年4月に出版社を退職し、41年にわたる編集者生活を終えます。それからは世界中を旅しながら、本や雑誌記事の執筆をする予定。お金はありませんが、時間だけはたっぷりある贅沢な旅と執筆と読書と映画の日々を綴っていきたいと思います。

プラハの休日。ホテルで夕方まで寝て過ごす

6月23日(日)、このブログは1日遅れで書いている。日本との時差もあるので2日遅れになる。つまり25日の日付のブログでは、23日のことを書くことになる。

22日は、チェスキークルムロフ城を見学してから列車でプラハに辿りつき、ホテルですぐに寝たかったのにコインランドリーで夜中まで洗濯することになったという顛末を書いた。列車では「ボンサイ」の鉢をつくっているというチェコ人と意気投合し、フランツ・カフカ井伏鱒二の話でも盛り上がった。いろんなことがありすぎ、ものすごい長文になってしまい、明け方から書き始めてお昼までかかってしまった。ブログ執筆が観光の妨げになっている。こういうのを本末転倒と言うのだろうか。もう少し要領よく、簡潔な文体で書けないものか?

このプラハのホテルは朝食付きだということに昨夜気づいた。夕飯を食べながら、iPhoneでこのホテルには何日まで滞在するのかチェックしていると、「朝食付き」となっているではないか。チェックインした時に、フロント係は何も言ってくれなかった。私はホテルで朝食をとるとお金がかかるので、外で食べるようにしている。しかし、このホテルは全ての部屋が朝食付きになっていたのだ。そんなことは本人の責任で承知していなければいけないのだが、宿泊日数を確認する時に一言言ってくれてもいいじゃないか。

ということで、昨日一食損をしたので、10時に1階のダイニングルームに降りて朝食を食べ、また部屋に戻って執筆を続けた。頭も体もふらふらする。午後はプラハ城に行こうと思ったのだが、行けるだろうか?

くたびれ果てた頭で考えた。明日は2時30分の列車でベルリンに行く、その前にお城に行けるではないか。昨日もうカレル橋にもフランツ・カフカ博物館にも行ってしまった。ここで無理は禁物だ。今日はのんびりしよう・・・そんなふうに考えを変え、今日は完全休養日に変更。夕方までゆっくりと眠ることにする。慎重なのか? 自分に甘いのか?

夕方までぐっすり寝て起きると、頭も体も少しシャキッとしてきたので、夕飯を食べに外出して暗くなる前にホテルに戻った。