旅三昧&ときどき読書+映画

私は小泉牧夫。英語表現研究家という肩書で『世にもおもしろい英語』『アダムのリンゴ 歴史から生まれた世にもおもしろい英語』(IBCパブリッシング刊)という本を書いています。2018年4月に 出版社を退職し、41年にわたる編集者生活を終えます。それからは世界中を旅しながら、本や雑誌記事の執筆をする予定。お金はありませんが、時間だけはたっぷりある贅沢な旅と執筆と読書と映画の日々を綴っていきたいと思います。

旅三昧&ときどき読書+映画

私は小泉牧夫。英語表現研究家という肩書で『世にもおもしろい英語』『アダムのリンゴ 歴史から生まれた世にもおもしろい英語」(IBCパブリッシング刊)という本を書いています。2018年4月に出版社を退職し、41年にわたる編集者生活を終えます。それからは世界中を旅しながら、本や雑誌記事の執筆をする予定。お金はありませんが、時間だけはたっぷりある贅沢な旅と執筆と読書と映画の日々を綴っていきたいと思います。

ヤンキース戦チケット、QRコードがNYに送れない?

627日(水)、渋谷センター街のイタリアン「Ventuno」。私がいた出版社の同僚のHくん夫妻と秋にハワイへ行くので、その打ち合わせ。「もう両親が歳なので、急に病気になって行けなくなったらどうしようか」という話になる。私も妻も、母親が高齢だったので、海外旅行に行く前にはいつも心配になった。直前で行けなくなるとキャンセル料が発生し、まるまる損することになるし・・・。そんな時のために「旅行キャンセル保険」ができたという話をする。通常の保険にほんの数百円上乗せするだけで、キャンセル料が補償されるのだ。

保険会社のネットでも調べてみたのだが、ホームページには「旅行に行きたくても、親が危篤になったり、家族が急病になったりする心配があるために、最初から諦めている人が意外と多いのが実情です。この旅行キャンセル保険がそんな需要を掘り起こし、集客力を増すことができ、ビジネスチャンスも広がります」と書いてあった。

世の中には、人々がいろいろなことをしたいと思っても、制約や不安があって諦めてしまっていることも多い。会社がアイディアを出して新たな制度やシステムを作ったり、国が法律を変えたり省庁が規制を緩めることによって、人々がものすごく活発にいろんなことができるようになることも多いのではないか? しいては、それが経済の拡大につながる可能性もある。

私の妻も一緒にハワイに行くことになっているのだが、2日後の29日にイギリスに行き、2か月にわたって英語学校に通う予定なので、その支度で忙しい・・・というより、76日(金)にアメリカから娘の家族が来るので、そっちの準備の方が大変のようだ。

娘の家族は、昨年10月に妻の母親が98歳で亡くなり、その葬儀で来日したのだが、その時に「孫2人の七五三もやりたい」と言っていた。だが、喪が明けないと神社に入ってはいけないとのことで諦めたのだった。

先日、神社に確認てみると「秋の七五三シーズンでなくても結構です」と言う。衣装合わせや写真撮影の予約などは全て私がやった。娘の夫はアメリカ人で、紋付き袴も着るつもりでいたのだが3万円かかると言うことで諦め、スーツを持ってくることにした。私も子供の七五三の時はスーツだったし、まず第一に主役は子供なのだから・・・。ただ娘は祖母が遺してくれた着物を着る予定。

それから子供たちの日本のパスポートも取りたいと言う。もう、続々と日本にいる友達に会ったりする予定も入っているようで、七五三や軽井沢旅行、パスポート申請と受取をどのようにスケジューリングするかで頭を悩ませている。

28日(木)は、家の中の片づけ。とりあえず必要ない冬に使うものを近くに借りているレンタル倉庫に運ぶ。

29日(金)、妻を成田空港に送っていく。8月中旬に私もイギリスに行って合流しスコットランドを一緒にドライブして、日本への帰途バンコクで友人のイギリス人Brian Powleさんに会う予定なのでタイ航空にした。そのおかげで、私の飛行機も真夏だというのに成田・ヒースロー間が13万円だった。

午後4時半、妻はゲート入口を入っていく。考えてみればもう十数年前、娘がアメリカに留学する時も、ここで別れた。その時が、まさに娘の人生を大きくダイナミックなものに変えた瞬間だったのだと思い、感慨深かった。妻はいま64歳だが、彼女の人生も大きく変わるのだろうか? いまから・・・?

妻の飛行機が飛び立つまでデッキのベンチに座り約1時間半待つ。梅雨が明けて真っ青な夏空。太陽の光が肌に当たってジリジリと焼けるようだったが、強い風が吹いていたので、体も心も爽やかだった。6時、タイ航空のジャンボ機がデッキの前を通って滑走路に向かう。それから20分後、機体はとても重そうにゆっくりと滑走路を走り、やっとのことで陸を離れた。飛行機が空に消えるのを見届けると、ターミナルの五右衛門でひとりパスタを食べ、10時近くに家に着いた。

30日(土)、もうひとりの元同僚のKくんが、いまアメリカ東部を旅行している。彼は71日(日)にNYに行きヤンキー・スタジアムでレッドソックス戦を観戦することになっている。私が自分のパソコンで、Kくんの代わりにチケットをネットで購入した(妻は「あなたは日本国内のことは何もできないのに、海外のことになるとすいすいできるのね」と不思議そうに言う)。試合が始まる48時間前までにQRコードが送られてくることになっている。それを彼に転送にしなければならない。

朝起きると、私のiPhoneにメールが来ていた。その英文のClick HereとなっているところをクリックするとQRコードが出てくるのだろうが、一度それをやってしまうと、NYにいる彼の方で再度QRコードを出すことができなくなるかもしれないと思い、そのまま転送した。

彼にラインで確認してみると、私からのメールは届いていないと言う。やっぱり転売を防止するために、ネット購入した本人にしか見られないようになっていて、転送できない仕組みになっているのだろうか?

しかたなく、私のiPhoneの画面にQRコードを出して、それを写真に撮ってLINEで送るという方法を考えた。Click Hereというところをクリックすると、アドレスやパスワードを入力する画面が出てきた。入力してみると、ちゃんとQRコードが出てくる。これでひと安心。これを写真に撮って彼に送り、それを球場の入口でスキャンしてもらえれば入場できるはずだ。写真に撮ってもQRコードはQRコードだ。

ところが、妻もイギリスに行ってしまったので、私のiPhoneの画面を撮影する人がいない。そこで次に考えたのが、QRコードを私のパソコン画面に表示し、それをiPhoneで撮影するという方法だった。しかし何度やっても「デスクトップでは表示できません」となってしまう。iPhoneを球場に持っていって、入場ゲートでQRコードを提示するという前提でチケットのネット販売をしているらしい。その後、いろんな方法を考えてはトライしてみたのだが、どれもうまくいかなかった。これでは、彼の払った観戦料を弁償しなければいけないな・・・と心配になってきた。

ヤンキースから来たメールは本当に転送できないのだろうかと思い、私の自宅のアドレスに転送するとちゃんと送られる。CCKくんにも送ってある。LINEKくんに電話すると、やはり「届いていない」と言う。「おかしいな。家のパソコンには転送できるんだけど・・・」と言って、再度空メールを送ると、

しばらくしてKくんから電話があった。「いま大量にメールが届きました」と言う。登録してあるアドレスとパスワードを言うと、「あっ、いまQRコードが出ました」と言うので、ホッと胸をなでおろした。

彼の話では「アメリカで定額パケットに入ったのだが、それは1日ごとに更新が必要なものだった。だが、その更新を忘れていた」とのことだった。でも、だったらなぜLINEOKなのだろうか? よくわからない。

Kくんはとても恐縮して、平謝りに謝っている。でも、私だってKくんには日頃本当に世話になっているし、いろいろ助けてもらっている。そんな気にしなくてもいいのに・・・。

すったもんだがあったが、とくかくKくんはこれで念願だった本場の野球の試合をヤンキー・スタジアムで見ることができる。田中マー君故障者リストに入っていて出場しないのは残念だが、メジャーリーグの試合の雰囲気を大いに味わって来てほしい(そうだ! セブンイニング・ストレッチで歌うTake me to the ball park私を野球に連れてって」を教えるのを忘れていた)。試合は夜805分から。日本時間だと月曜日の午前9時。えっ、ほんと? 

71日(日)、朝9時から「ウィンチェスター・ハウス」を見ようと思い早起きする。だが、やはりいつものように支度が遅くなり断念。そこでジムに行くことに変更する。ところがジムに行くと駐車場が満車で車が10台も待っている。朝9時半、ジムが開いてからまだ30分きり経っていない。しかたなく行き先を柏アリオに変更。9時半からの「焼肉ドラゴン」はもう始まってしまったが、次の12時台の回は見られるはずだ。まだ10時前なので駐車場に車を止められるだろう。映画が始まる前に本を読もう。何冊か本もリックに入っている。

16号に出て車を走らせていると、なぜ真っ先にジムに行こうと思ったのかを思い出した。ジムでウェイトをやった後、風呂に入ろうと思っていたのだ。2つ先の信号を左に曲がれば、手賀沼大橋のたもとに「満天の湯」という温泉がある。再度行き先を変更。ジムで使おうと思っていたタオルも持っている。

お湯にゆっくり1時間ほど浸かる。その後マッサージ、40分コース。背中がものすごい硬さでパンパンになっているという。そういえば最後に温泉に入りマッサージを受けたのは、もう半年も前のことだった。定年後の生活も忙しいが、せめて1週間おき程度には温泉に来てマッサージを受けたいものだ。

何とカードのポイントが平成20年からたまっていて、4000円が半額の2000円になると言う。平成20年と言えば、10年も前だ。この温泉のマッサージ店のカードは、ポイントに期限がなく途中で消えることがないと言う。よくそのカードを10年も持っていたものだ。自分で自分を褒めてあげたい!

その頃、私は何をしていて、どんなことを考えていたのだろう?