旅三昧&ときどき読書+映画

私は小泉牧夫。英語表現研究家という肩書で『世にもおもしろい英語』『アダムのリンゴ 歴史から生まれた世にもおもしろい英語』(IBCパブリッシング刊)という本を書いています。2018年4月に 出版社を退職し、41年にわたる編集者生活を終えました。いま世界中を旅しながら、本や雑誌記事の執筆とともに、旅先ではこのブログを書いています。お金はありませんが、時間だけはたっぷりある贅沢な旅と執筆と読書と映画の日々を綴っていきたいと思います。

旅三昧&ときどき読書+映画

私は小泉牧夫。英語表現研究家という肩書で『世にもおもしろい英語』『アダムのリンゴ 歴史から生まれた世にもおもしろい英語」(IBCパブリッシング刊)という本を書いています。2018年4月に出版社を退職し、41年にわたる編集者生活を終えます。それからは世界中を旅しながら、本や雑誌記事の執筆をする予定。お金はありませんが、時間だけはたっぷりある贅沢な旅と執筆と読書と映画の日々を綴っていきたいと思います。

初ヒットが初ホームラン、頑張れヒガシオカ!

9時からヤンキースレッドソックスの試合を見る。NHKBSもワールドカップを放送をしているので、CSJ sports 2で。NYにいるKくんは試合に間に合って、スマホQRコードを無事に提示できただろうか? TVに観客席が映るが、もし大丈夫だったらきっと内野席の一番上の方にいるのだろう。

ヤンキースのキャッチャーは日系4世のヒガシオカ、祖父が日本人だと言う。まったく日本語が喋れず、父親からは田中マー君と積極的に日本語で話して覚えるようにと言われているという。

入団して10年間ずっと3A(日本で言えば2軍)暮らしで、やっとメジャーリーギのレギュラーになれた苦労人。しかも1軍の試合に出場し始めてから、これまで22打数ノーヒット。3Aで大活躍してレギュラーになれたのかと思ったら、打率も1割台だったとのこと。きっとリードが抜群にうまいから抜擢されたのだろう。

そのヒガシオカが何と2打席目にレフトスタンドにホームラン。メジャーリーグ初ヒットが初ホームランだった。解説者も「彼はきっと今日のことを絶対に忘れないだろう」と言っていた。ひょっとしたら「サンデーモーニング」あたりで紹介されるかも。何しろ日系のメジャーリーガーなのだから。

野球は11対1でヤンキースワンサイドゲーム。試合終了は11時55分。Kくんは球場から無事にニュージャージーのホテルにたどり着けたのだろうか?

その後、娘たちが泊まる部屋の片づけと掃除。汗びっしょりになる。

バスで駅に行き、銀行で用を済ませ、ジムに行く。ストレッチを20分、ウォーキング15分の後、筋トレ、腹筋など20分。

家に帰り、本を読むか原稿を書くかしたかったが、明朝3時からワールドカップの決勝トーナメント(昔は決勝リーグと言っていた)のベルギー戦があるので、それに備えて睡眠をとることに。

9時に起きるとKくんからlineが届いていた。「日本人がNYで生活するにはエネルギーが必要ですね」と。今日、彼は自由行動日で自分一人だけで歩き回っている。だからいろいろなことをビンビンと感じたのだろう。団体だとそうはいかない。私の知り合いでツアーでNYに行った人がいた。「ものすごいエネルギーのある街だったでしょう?」と聞いたら「ただ黒人が多いなあと思っただけだった」と言っていた。

Kくんは、一人旅の大変さと醍醐味を感じ取ったようだった。そういう共通認識を持つ友達が増えることは嬉しい。

さて、あと4時間で日本対ベルギー戦のキックオフ。もし勝ったら、日本のサッカー界、いやスポーツ界においても大変な偉業になるだろう。