旅三昧&ときどき読書+映画

私は小泉牧夫。英語表現研究家という肩書で『世にもおもしろい英語』『アダムのリンゴ 歴史から生まれた世にもおもしろい英語』(IBCパブリッシング刊)という本を書いています。2018年4月に 出版社を退職し、41年にわたる編集者生活を終えました。いま世界中を旅しながら、本や雑誌記事の執筆とともに、旅先ではこのブログを書いています。お金はありませんが、時間だけはたっぷりある贅沢な旅と執筆と読書と映画の日々を綴っていきたいと思います。

旅三昧&ときどき読書+映画

私は小泉牧夫。英語表現研究家という肩書で『世にもおもしろい英語』『アダムのリンゴ 歴史から生まれた世にもおもしろい英語」(IBCパブリッシング刊)という本を書いています。2018年4月に出版社を退職し、41年にわたる編集者生活を終えます。それからは世界中を旅しながら、本や雑誌記事の執筆をする予定。お金はありませんが、時間だけはたっぷりある贅沢な旅と執筆と読書と映画の日々を綴っていきたいと思います。

サッカーはなぜ世界的スポーツなのか? 

サッカー・ワールドカップ、朝3時にベルギー戦のキックオフ。後半開始早々、日本が2点を入れリードした時には、ひょっとするとひょっとするかもと思ったが、その後3点入れられ敗退。最後の1点はアディッショナルタイム中だった。会社のことを考えずに、明け方までサッカーをゆっくり見られるとは、定年生活というものはなんと良いものだろうかとしみじみ思う。

サッカーは世界中どこでも人気のあるスポーツだ。それはオフサイドなどの細かな規定はあるものの、ルールがわかりやすいからだろう。単純に言えば、ゴールキーパ―以外は手を使ってはいけない。そしてゴールにボールが入ると1点が入るというゲームだ。

いつかサンフランシスコでタクシーに乗ったら、ドライバーは「ロシアからやってきて、まだ半年だ」と言う。野球場の横を通った時、彼は私に「野球のルールがわかるか」と聞いた。Yes!と応えると、彼は「TVをつけると野球を放送しているが、グランドで何か起こっているか、自分にはまったく理解できない」と言っていた。

私の子供の頃は、スポーツと言えば野球しかなかった。毎朝、学校に行くと「三角ベース」をやるのが普通だった。だから、なぜバッターが打ったら3塁ではなく1塁方向に走るのか、なぜフォアボールで1塁に行けるのか、なぜストライク3つでアウトになるのか、なぜフライが上がって捕球したらアウトになるのかなどと聞かれても、物心着いた時から感覚的に身についていることなので説明できない。

オーストラリアやニュージーランドでは、TVでよくクリケットを放送している。私は30分ほどじっと見ていたが、最後までルールもその面白さもよくわからなかった。きっとサンフランシスコで会ったロシア人の運転手も、そんな気持ちで野球を見ていたのだろう。

午後、洗濯を済ませ、次の本の原稿を400字で8枚ほど書く。私のような古い編集者は、何字×何行といわれても、やはり400字原稿用紙で何枚でないとピンとこない。

まだ本の全体像が見えてこないが、とにかくどんどん書いて、最後にうまく繋がるような構成を考えることにしよう。

KくんはもうNYから帰って来たのだろうか? 「近々お昼を食べましょう」と言っているが、娘の家族もアメリカからやってくるし、なかなか時間が取れない・・・と思っていたが、娘の家族は金曜日の午後3時半に羽田に着く。その前だったら、渋谷で食事をして、空港に急げば大丈夫ということに気づきLINEを送る。

上の孫は今度が3回目の来日、最初はまだ赤ん坊だったし、この前は妻の母親の葬式でやってきた。それぞれ1週間足らずの滞在。下の方は今度が2回目。これまでたった1週間しか日本にいたことがない。

今度はまるまる2週間の夏休み。2人の目に日本はどう映るのだろうか?